潜れない(その2)

ウエイトの問題と関連してスマートに潜降できない理由に浮力の問題があります。

水面に浮いている時の浮力で大きいのが、
①BCに入っている空気と、
②肺に入っている空気です。
いくらウエイトを増やしても、これらの浮力を無くさなければ沈むはずはありません。

痛さんも本を読んだり、人から教わったりしながら、
(今度こそ!)
と思って何度もトライしたのですが、なかなか気に入った潜降はできませんでした。
気ばかりあせっても、頭を水面がピチャピチャ…

今思い返してみると、一番の原因は「息を吐ききっていない」ことだったと思います。
BCからの排気はパワーインフレータの排気ボタンを押していれば、簡単に抜けますが、自分の肺でありながら、息を吐ききって肺の浮力を減らすということは慣れないと難しいものです。

そこで痛さん流フィートファースト(足を下にした潜降方法)の紹介です。
水面で一度ゆっくりと大きく深呼吸する。
水面で一度耳抜きをする。
左手でインフレータの排気ボタンを押し、ゆっくりと息を吸い込む。
左手を伸ばし、排気ボタンを目一杯押したまま天に向かって突き出す。両膝を折る。
大きく息を吐き出して息を止める。(肺から空気を出してしまいます)
最低でもゆっくりと7つは数えるまで息を止めています。 ← これがポイント
視線は天に伸ばした左手の先、インフレータから空気がゴボコボ抜けている状態を良く見上げる。
BCから空気を完全に出してしまいます。
この時、泡が出ていることを自分の目で確認すること。 ← これもポイント
息を止めたまま耳抜きをする。(「息を止めたまま」がキーワードです)
苦しくなったらチョット息を吸い、直ぐに吐き出してまた息を止める。
(耳抜きは息を吐いた状態で行います)
海面を見上げ、左手を伸ばしたままインフレータを軽く左右に振ってみて、泡が出なくなったらインフレータを放します。
視線を海底に移し、そのままジッとしていれば海底までゆっくりと沈んで行きます。
ここまで来れば普通にゆっくりとした呼吸を始めて大丈夫。

家で十分にイメージトレーニングを重ねましょう!
ただし、
「ダイビング中で呼吸(息)を止めて良いのは潜降の時だけ」ということを忘れずに!

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