エアの消費が人より早い

痛さんもいわゆる「エアイーター(空気食い)」の一人です。
痛さんが残圧50で上がってきてワイフは100なんてことは良くありました。 ですが、これは個人差であまり気にしなくても大丈夫みたいですョ。

エアの消費が早い理由の一つには水中での運動量の違いがあるそうです。ムダな動きが多いとそれだけ多く空気を消費するということです。
(若葉マークだと、知らず知らずのうちに水中でバタバタしてるんですよネェ)

それと呼吸の深さも関係するようです。
水中での呼吸は、意識しないと陸上で慣れ親しんだ浅い呼吸パターンになっていて、深くゆったりとしたスクーバの呼吸にはなっていないんですね。

ですから痛さんは潜降してしばらくは意識的に「ゆったりとした呼吸」を心がけています。方法は簡単。
吸う時にゆっくりと数を数えます。
(1,2,3,4,5,6,7,8)
次に吐く時に同じように数を数えます。ただし吐く時は吸う時の倍以上です。
(1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20)
これで「ゆったりとした呼吸」ができました。
数える数は個人差があります。吸う時は4でも10でも構いません。でも吐く時は吸った時の倍以上の数を数えましょう。

いずれにしても、経験と共にエアの消費は少なくなる、というのが多くのイントラさんの言ですので今は人より多くても気にしない気にしない。

なお、この呼吸の練習はどこでもできるのでイメージトレーニングに励(はげ)みましょう。
当然、呼吸は口をすぼめて行います。
ただし、電車の中で遠くを見詰めながらこれをやると「怪しい人」と間違われかねないのでホドホドに。

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