また来るよ(2001年5月24日)


昨日は2本潜って沖縄リゾートに戻ったのが午後2:15分。器材を洗ってシャワーを浴びると、庭の陽だまりでオリオンビールを友に午後の時間をのんびりと過ごした。

そして今日は横浜へ帰る日。4日間という時間があっという間に過ぎて行く。

帰る日の朝はいつもあわただしい。
オーナーも心もち寂しそう。
港への途中クロネコヤマトで器材を自宅宛に送ってしまい、「クイーンざまみ」が入港するまでの僅かな時間桟橋でスタッフのエイちゃんと雑談を交わす。
雑談していて、エイちゃんは責任感の強い優しい青年だということが良くわかる。

午前10:05分の定刻をかなり遅れて「クイーンざまみ」は出航した。
岸壁をだいぶ離れて船首を港の外へ向けた所で大きく手を振っているエイちゃんの姿が見えた。
そして船の速度に反比例してエイちゃんの姿がだんだん小さくなって行き、やがて見えなくなった。


<番外編>

座間味を午前10:05分発の「クイーンざまみ」に乗船すると阿嘉島経由で泊港に午前11:20分に着く。
今回のツアーは帰りの那覇発の飛行機が午後6:55分なので、6時間ほどヒマができる。
この時間をどうしようかと考えたのだが、那覇周辺の観光地はほとんど行っているので、今回は沖縄リゾートのオーナーの薦めにしたがって宜野湾にある天然温泉施設に行くことにした。

目的地は「JA天然温泉アロマ」、泊港からタクシーで1,950円。着いた時間がお昼だったので、これもオーナーお奨めの「歓会門」というそば屋へ入った。場所は温泉施設と駐車場を挟んだ反対側。JAグリーンパルを通り抜けて道路まで出た所にある。
このそば屋は沖縄そばがメインだが木灰・手打ちにこだわっていて、ワイフが注文した盛りそばはコシがあってなかなか美味しかった。

腹ごしらえを済ませたところでいよいよ温泉に入る。
パンフレットによれば、ここの温泉は地熱型で、1,300メートルの地下に800万年埋蔵された良質の温泉が名護層(千枚岩)という堅い岩盤質の地層から噴出しているのだそうだ。

玄関で靴を脱ぎ下駄箱に入れて鍵を掛け、その鍵を持って正面の受付カウンターへ行く。
ここで利用料1,500円を支払い、腕輪式のロッカーの鍵と浴衣、バスタオル、ハンドタオル、歯ブラシ、髭剃りのセットを受け取って男女別の風呂場へ行く。
風呂はジェットバス、泡風呂、寝湯、歩行湯(打たせ湯)が内湯で、外に露天風呂がある。

施設・システムは関東近郊の日帰り温泉施設とほとんど変わらない。風呂上りに浴衣を着て、ゆったりしていれば半日は楽に過ごせる。
また、ここは無料のリラックスルームが充実していて仮眠を取るには便利そうだ。
我々はここで4時間近くものんびりしてしまった。
天然温泉で疲れを癒したら次は薬草のお茶で体の中もスッキリさせよう。と、いうことで次に行ったのが先ほど「そば」を食べに通り抜けたJAグリーンパルの中にある薬草茶屋。

店内の左側にテーブルがあって、ここで喫茶できるようになっている。メニューを見ると100円でおかわり自由の薬草茶がある。お茶の種類は4種類あって、どれをどれだけ飲んでも100円。同じお茶を暖かいのと冷たいのと、どちらでも選べるのも嬉しい。

店員さんと薬草の話をしたり、お茶を飲んだりで30分はあっという間に経ってしまうので注意が必要。

那覇空港までは天然温泉施設前にタクシー乗り場があるので、ここからタクシーを利用する。
空港まで約30分、料金は約3,000円。ただし、国道58号線が渋滞するので時間に余裕を持った方が良い。